鼻でにおいを感じるということと、呼吸に役立っていることは、誰もが知っていますね。
鼻の真ん中には、鼻中隔という、軟骨でできた壁があります。
また、甲介というひだが、鼻の中にでています。
鼻の中を空気が通るとき、このような構造のおかげで、空気が鼻の中で、渦を巻いて通っていくのです。
鼻の中の渦って?
実は、この渦が非常に、大切な役割をしているのです。
渦を巻くことで、鼻の中を通る空気は、より効率的に、においを感じるセンサーを、刺激するばかりでなく、 適当に加温加湿され、ほこりや塵を吸着して、肺の中に、乾いてつめたい空気が入るのを、防いでいるのです。
もし、この働きがうまくいかないと、口が乾いて、のどや気管の炎症を、くり返しやすくなります。